第2回Nepal-Japan Friendship Summitに参加しました【後編】

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2024年1月31日~2月4日にネパールで行われた、第2回Nepal-Japan Friendship Summitに参加しました。前編では弊社登壇内容を中心にサミットついてご紹介いたしましたが、後編では「私たちがネパールを目指す理由」についてお話しいたします。

なぜネパール?

※前編はこちら

ネパールには、ホスピタリティを学び、心温まるサービスを提供する優秀な人が多く存在します。
しかし、ネパールには二次産業がほとんどなく、国内での職を見つけることは容易ではありません。
そのため、高等教育を受けた若者でさえ、海外に仕事を求めるようになっているのです。

いわゆる「出稼ぎ」先にはインドを始め、マレーシアやカタールなどがありますが、その中でもここ数年は日本が台頭してきています。
日本が選ばれているのにはいくつか理由がありますが、その中でも他の先進国より「来やすい」という理由が大きく挙げられるでしょう。
日本は外国人の受け入れを積極的に行う方針を採っているため、留学や就労が容易な国として知られています。
このような背景から、近年日本にやってくるネパール人は増加し続けているのです。

給食を提供する側として、ホスピタリティは必要不可欠な精神であり、メーキューではおもてなしの心を持つ若者はいつでも大歓迎。
こういった両者間の需要がマッチし、私たちはネパールでの採用を始めるに至ったのでした。

ネパールでの面接の様子

現地教育機関との提携を通じて

また、ネパールからの受け入れをさらに強化するため、現地の教育機関や専門学校との提携を結ぶこととなりました。
メーキューの長年のノウハウを生かした教育プログラムを提供する予定で、具体的には安全衛生に関することや、和食の調理スキルなどに関するものになる予定です。

 

学校とのMOA締結式

こうしたプログラムの提供により、日本での就労を希望する学生には、早くから日本の水準に沿ったスキルの習得が可能となります。
教育機関と直接提携することで、ネパールから日本へのよりスムーズで安全な道を開くことにもなるのです。

それだけでなく、現地でレストランなどを開きたい学生にとっても、高レベルの知識と技術を習得できる機会となるよう、内容を整備していく予定です。

ホスピタリティ・マネジメント・カレッジ GATE College                                校舎壁面に描かれた絵

今後について

現在、メーキューは、ネパールだけでなくインドネシアなどの他の国からの採用も行っており、弊社のみならず日本国内における海外人材はさらに増えていくと予想されます。

しかし、実際には、外国からの労働者受け入れに関する様々な問題が存在します。

搾取するような働き方を彼らにさせないのはもちろんのことですが、受け入れる側も彼らの文化を学び、理解することが求められます。

私たちは、人手不足の穴を埋めることを最大の目的とせず、個人の夢や目標を応援する企業でありたい。

母国に帰ってキャリアを形成したい方にも、日本で引き続き頑張りたい方にも、等しく機会を提供することをお約束します。

メーキューはこれからも、社会への貢献を目指し、日々邁進してまいります。